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2017.12.30 Saturday

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    「ブラタモリ」の背景を学ぶ一冊

    2017.12.16 Saturday

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    JUGEMテーマ:新書

     

     

    放送開始からNHKのブラタモリの世界観にハマってしまい、知らず知らずのうちに地形に関心を持つようになりました。

    加えて、東日本大震災の影響で地質や地形を意識する場面が増えたこともあり、これを機に勉強してみようと思っていたところ、

    書店で本書を見かけました。パラパラ捲って比較的読みやすいと感じたため、迷わず購入。しばらく積読の後に読了となりました。

     

    ブルーバックスは科学初心者にとって格好の入門編ではありますが、それでも数式が表れるとアレルギー反応が生じることも。

    そんなラインナップの中でも、本書は専門知識を交えつつも図表が随所に配され、比較的わかりやすい記述も相まって、何とか

    読み切ることができました。正直細かな内容になると理解できない箇所もありましたが、地形の全体像は俯瞰できたと思います。

     

    本書の目次は以下の通りとなっており、初心者でも取り掛かりやすい構成となっています。

     1.日本列島はどのようにして形作られたか

     2.北海道 3.東北 4.関東 5.中部 6.近畿 7.中国・四国 8.九州

    全体を俯瞰した上で、地方ごとの地形の特徴がコンパクトにまとめられており、これまでの知識とのリンクが可能です。適度に

    詳細を割愛しつつ本質を理解させるには、作者に相当の技量が求められますが、本書はその要素を十分に満たしているようです。

     

     

    日本列島がユーラシア大陸とつながっていたことや、プレートテクトニクスの動きが地形や地質に大きな影響を与えてきたことを

    改めて認識させられ、地球が生きていることを実感。地方によりこれほどの違いがあることを初めて知る場面もあり、新鮮な驚き

    が。地層を通じて地球の豊かな歴史もよく理解でき、知的好奇心も満たされました。手元に残したい一冊だと思っています。

     

     

    それにしても、タモリさんは若い頃から地形に興味があったとは言え、難解なテーマであれほど面白い番組を作ってしまうとは、

    本当に凄いと思います。理系分野はビジュアルがないと理解しにくいことが多いので、良質で楽しめる番組は実にありがたい存在。

    NHKを巡っては様々な議論がありますが、こうした番組作りができる点に存在意義があると感じています。

     

     

     

     

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